アンパンマンの歌

 何のために生まれて 

 何をして生きるのか 

 分からないまま終わる 

 そんなのは嫌だ

 

 「やなせたかし」さんの書いたアンパンマンの歌の歌詞が、最近頭の中をぐるぐる回っている。

 自分の頭の中が全くうまく整理できていない。

 何のために今目の前のことをしているのか。

 どうして自分はこんな言葉を口にしているのか。

 自分自身に納得のいく価値づけができない。

 もちろん、やりたいことはたくさんある。お金や時間が無いわけでもない。しかし、自分が今置かれている状況で思いっきり好きにやることは、自分の置かれている状況に文句を言っているだけのように感じる。

 それに、自分がやりたいことは、どこか単純なる自己満足のような気がすることも多い。あまりに無計画で、その場の思い付きで、周りや子どもを振り回していく自分に相当腹が立つ。

 

 「・・・分からないまま終わる そんなのは嫌だ」という歌詞の通りだと思うが、まだ自分は探し続けている段階のように思う。しかし、どうせ探すのなら、焦らずおおらかに顔を上げて前を向いて探していきたいと思う。

 今目の前のことに全力を出すことが出来ないで(出来れば与えらたものではないに対して)自分のめざす教育に近づいていくことは難しいだろう。

 自分がめざす教育はどういったものなのかは後日また書くとして、今目の前の子どもたちが「勉強を好きになる・友だちを好きになる」ために、「目に映る全ての物がメッセージ」ということに気づいてくれるように、授業や関わりをデザインしていきたい。

 

 とりあえず、現状で上手くいっていないという手ごたえがあるのならば、それは自分を変えていくサインで、チャンスなのだから、勉強しなさい!